卒論二次指導
(2000年7月受講)

一次指導の次は、二次指導ですね。 受けましょう、受けましょう。 二次指導は面接指導です。 一次指導から三年以内に卒論が提出できなければ、ふりだしに戻る、です。 さっさと、済ませてしまいましょう!

また例によって、二次指導を受けられる人の条件。

指導方法個別面接指導
受講資格申し込み時に第一次指導受講済みの人
実施期間 年1回。夏季スクーリング期間中に指導日指定で実施。 指定日以外の受講は出来ません。指定日の変更も不可。
必要手続法政通信6月号綴じ込みの申込書を提出。
内  容
卒論指導の中で唯一の面接指導。この指導までにかなり 明確な計画を持って研究を進め、卒業論文の骨子を作りその要約や下書きなどが持参できるようであれば良し。

卒論一般指導や、卒論面接諮問は、夏冬のスクーリング期間中に行われますが、 何故か卒論二次指導だけは夏スクの期間中のみで行われます。 夏スクに参加していなくても、指定された日に出席しなければ、三次指導には 進めません。万障繰り合わせの上、ご参加くださいまし。

さて、卒論二次指導の特筆すべきは、「面接授業である」ってことです。 ここで初めて、自分の担当教授と会い、直接話をしながら自分が選んだ テーマをどう研究をしていくのかの話をするわけです。 通信では直接教授連と会うことは稀ですから、先生たちと話ができる格好のチャンスです。 この時、どんどん質問して、自分の知りたいことをゲットしましょう。

とか建前では書くのですが…実際のところ美嶋は、この二次指導の時で、 ほとんど何もしてはおらず、自分が参考にしようと思っていた資料の コピーを数種類集めている&漠然とした内容のみをもって参加したのでした。

二次指導は夏スク期間中に行われて、日が先方により決められてしまいます。 その日のその時間にスク授業が入っていても卒論指導と重なれば、そっちが優先。 初めて参加したスクで、『卒論指導受けてきて遅刻しました〜』って人がいたんですが、 センセが『もう卒業ですか?』と聞くと『はい、この英語が受かれば…センセイ合格させてくださいね』 と云っている人がいて、教室中和みました(^^;;)

私の指導教官は「伊藤先生」。考古学が専門の先生なんですが、古代史の分野も ちと見ますってことだったので、伊藤先生が担当となりました。法政には、古代中世史の 分野に怖いセンセがいますので(笑)たぶんその人が担当かなってびくびくしていた のですが、一次の指導書が帰ってきたら担当教授名のところに「伊藤」ってあってほっとしたのを 覚えています。

そう、二次指導は、一時指導の「B片」が帰ってきた時から始まっています。 一次指導を3月に提出して受付が4月。それが返却されてきて、 7〜8月の段階で二次指導が受けられるようになる ワケですが、その間わずかに三ヶ月余り。そこまでに、論文の骨子ができていて、 自分の書きたい内容の方向性が決まっている必要性があるにもかかわらず、私ときたら 全然そんなことお構い無しでして、指導は受けておかねばならん&でも、資料は 全然集まってない状態。

『卒論指導なんだから、落とすことは無いよ。いっそ怒られて来な〜』とか友人に 云われて、参加した卒論二次指導。ひゃーん、と思いながらも参加しました。

会場に着いてみたら結構人、いました。 卒業する人は少ない。通信は卒業するのが大変という言葉がウソのように、かなりの数の人が 卒論指導を受けに来ました。それを見たら「うわーい(^^)」でしたねえ。 こんなにたくさんの数の人が、卒論の二次指導にやってきているんだってのがわかって。 なんだー、卒論指導を受けるってことは、卒業一歩手前の人がこんなにたくさんいるんだ。 みんなー、がんばろーねえ、な心境。(いや、一番頑張らねばならんのは、アンタだと思うぞ、 美嶋ってな感じだ)

卒論指導まで到達するような人ならばその後も順調に 卒論を仕上げて卒業して行くものと思われます。たいていの挫折はリポートが 一つも書けないだの、日々の単修が受からないだので起こるものですから、 卒論指導までこぎつければ、もうそこから先は時間はかかろうとも、進める筈です。

私は文学部史学科ということで集められたのですが、そこから更に「日本」「東洋」「西洋」 の担当教授ごとに分かれて指導を受けます。教室の前方の黒板に張り出された紙には、担当教授ごとの 教室が書かれていて、そこへ移動ということに。 とりあえず、その集合した教室は待合室のような場所で、自分が 指導を受ける教室に時間になったら入る式のものでした。 一番最初の人が各自の教室に入って、その人が終わると次の人を呼びに来る。 そして、自分が終わったことを、黒板に張った名簿に黒線引いて終了を記すと…。 大抵はそういう形式でしたが、私の担当の「伊藤先生」は「全員で」形式でした(^^)

そう、受講スタイルは教授によってバラバラ。 マンツーマンで指導をするタイプと、グループで受講をするタイプと。 私はてっきりマンツーマンで指導を受けるものだとばかり思っていたのですが、 私の担当の伊藤先生はグループ形式の採用者で、「ひとりずつよりも、みんなで 話を聞いたほうがいいでしょ?」ってことで、全員の発表を全員で聞く形式となり、 伊藤センセイが担当の人はひとまとまりになって別教室へ移動しました。

指導の最初は板書を交えての「卒論の書き方のオーソドックス」をご紹介。章立てとか、 形式とか、の話ですね。注はこう書けとか、参考文献と注の違いとかの話。 その後、一人一人の研究テーマの話に写りました。

受けてみて思ったことは、 個人ごとの面接もいいですが、全体での面接もいいもんですな、ということ。 まず、自分が選んだテーマをご披露するのですが、それまで一人で選んできた内容が、 白日のもとに晒されます(笑) 逆にいえば、他人の研究の一端を垣間見ることも出来ます。他人はどんなテーマを 選んでいるのかってのが判るってこと。今までは全然他人とも卒論のテーマだの、 内容だのを話す機会がなかった自分が、他人の話を聞くことで「ほう、そんなテーマの 切り口もあるのか」とか「そんな情報があるんだ」とかいうのが知れて、新鮮。 他人に対する先生のアドバイスでも、自分にも何か考えるヒントになるという。 伊藤先生自身は「面倒だから一緒にやってしまいましょう」って云っていましたが、 グループ形式の面接は結構お得だったかもしれません。

自分の番が終わったら、 帰っても可、途中退出も可だったのですが、こういうチャンスはあんまりないとのことで、 大半の人が自分の分が終わってもそのまま聞いていました。

そんなわけなので怒られにいったつもりが、得るところはたくさんありました。 私のテーマを先生は「難しいのではないかと思います」とか一次指導では書いていましたが、 しかし今回、懲りずにそのテーマでやるんだってことにして 語ったら、「女性史の研究成果もあることですし、できるのではないかと思います」 とのお返事。あれれ?一次指導の時と云っていることが違ったりして…。 「ただ、どれだけ資料が 集められるかにかかっていますね」とのコメント。この研究はやめた方がいいかも とかいう言葉は出てきませんでした。それが逆に拍子抜け。まあ、反対されたって、 これ以外のテーマでやる気はなかったからいいのですが。

今回は、参加すればOKって内容だったので、参加したことに意義がありますし、 他人の取り組みなんかも聞けたので、かなりお得でした。 (ただ、センセがメインが考古学な人なので、論文内容もほとんどの人が考古学ものでしたけどね)

これが終わった後、「よし!やるぞ!!」って頑張っていければいいのですが、 私の場合は、「は〜終わった終わった」で文字通り終わってしまいました(苦笑) それ以降も、 たまに参考図書を探しに図書館へ行ったついでに、論文用の資料を探す程度で、 全然真面目に取り組まなかったわたし。 そして大したこともしないままに、第三次指導へとなだれ込んで行くのでした〜。


(03.04.19)

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