卒論の手続き〜先輩の事例〜

卒業生のお友達が勉強会用に作ってくれた卒業関連資料をくれましたので掲載しまーす。私の実体験と異なる部分もあるかと思うので読み比べてみてください。


2001.10.7

○○支部カウンセラー ××××

<卒業論文(文学部)の進め方>

文学部は、卒論1次指導から2次指導(史学科は3次指導)まであります。1次指導を受けてから、3年以内に卒業できなかった場合、再度1次指導から受け直さなければなりません。1次指導を受けてから、卒業までに最短で1年はかかりますので、計画的に指導を受けましょう。(例えば、2002年1月に1次指導を受けた場合、卒業できるのは最短で2003年3月、 また、2005年3月までに卒業できなければ、再度1次指導から受け直さなければなりません)ただし、1次指導を受けられるのは、60単位以上取得していることが条件です。その他、いつの時点で何単位以上必要かなど、細かい点に関しては、「学習のしおり」をよく読んでください。2年生以上の方は、なるべく夏スクや冬スク時に行われる、卒論一般指導を聞きにいきましょう。また、各学科のしおりにて、卒論の書き方について詳しく載っていますので、それもよく読みましょう。(例えば、史学科なら、「史学科のしおり」を熟読してみてください)


<1次指導とは>

文書による指導です。卒論のテーマの候補を2つあげて、それぞれについてどういうことを書きたいか、そのためにはどのような参考文献・史資料があり、どこでそれらの史資料を集めるかなどを記入します。1次指導を提出した約3ヵ月後に、先生からのコメントが書かれたものが返送されます。そこには、候補であげた2つのテーマのうち、どちらの方にしたほうがいいか、またそのテーマで論文を書いていくにはどうしていったらいいかなどのアドバイスが書いてありますので参考にしてください。最終的には、2つのテーマのうちどちらをやるかは自分で選択することになります。(先生のオススメを必ず選択しなければならないということはありません)また、各々のテーマで、どの先生が担当かも記入されています。


<2次指導とは>

(夏or冬)スクーリング中に、先生と面接をします。面接日時は大学側で決められ変更がきかないので、何とか都合をつけて、指定日時に大学へ行くようにしてください。面接の方法は先生により異なり、1対1の場合もあれば、5〜6人程度のグループ面接の場合もあります。卒論提出前に、直接、担当先生と話ができる唯一のチャンス(の場合が多い)ですので、疑問点など書き出していくと良いと思います。また、大まかでも結構ですのでレジュメなどを作っていくと、先生からも具体的なアドバイスを頂けます。論文の構成が固まっていればいるほど、どういった史資料を使うといいか、どういう所へいくとどんな史資料を見ることができるかなど、より具体的なアドバイスを頂けます。せっかく先生とお話できる機会ですので、有効に使ってください。


<3次指導とは(史学科のみ)>

論文の構成、参考文献、史資料、どこでそれらを入手するかなどを具体的に記入する書面による指導です。この段階で、論文作成にあたり、質問や悩みなどがあった場合、それらも記入すると、先生から適切なアドバイスを頂けます。


<卒論提出>

提出前に必ずコピーをとりましょう。卒論提出後、面接諮問までの間に書いた事を忘れてしまう可能性もある上、面接諮問ではコピーを持参した方が良いからです。提出する際(郵送の場合)は、郵便事故が発生する可能性もあるため、配達証明付きで郵送してください。論文提出前に審査量の 1万円を振込まなければなりませんが、もし卒論が提出できなくても審査量は返ってきませんので、卒論提出できる目途が経ってから振込みしましょう。


<卒業論文面接諮問>

卒論を提出した後、卒論の内容についてなどを先生と話す面接です。面接前に、論文のコピーを読み直しておきましょう。また、論文コピーや必要に応じて参考文献を持参しましょう。面接では、本当に本人が書いたかの確認のため、先生から論文内容に関する事や、参考文献の内容に関する質問などを受けます。3月卒業は冬スク中に、9月卒業は夏スク中に、大学側から日時指定されます。変更はききませんので、これも何とか都合をつけて指定日時に大学へ行くようにしてください。


<テーマ選定方法>

卒論のテーマを何にするかは大きな問題です。興味のないことを無理にやろうとすると、途中で投げ出してしまう可能性もあります。できるだけ興味のあることをテーマに選びましょう。また、参考文献や史資料が入手できないと論文が書けませんので、これらが入手しやすいものをテーマに選ぶと良いと思います。


<史資料収集方法>

卒論2次指導で、そのテーマで論文を進めるには、どういう史資料を使うといいか、またそれらはどこへ行けば入手できるかなど、先生から具体的にご指導頂けます。それらについては必ずあたってみてください。テーマにもよりますが、ほとんどの場合、身近な図書館などで入手できなくても、東京では史資料を入手できる場所がたくさんあります。そのため、スクーリングや卒論指導などで東京へ行く際は、できたらそれらの収集ができる日を作るといいと思います。大学図書館も有効に活用しましょう。史資料は必ずコピーか原本を手元に置くようにしてください。コピーを取った際は、必ず、文献名・著作者・出版社・出版年月日・参考とする文章が書かれているページ番号を記入するようにしましょう。参考文献を見ると、その参考文献の後ろにその文献を書くにあたっての参考文献が記載されています。その参考文献を更に調べていくと、1次史料を発見できたり、欲しい史料が入手できる場合もあるので、参考文献の参考文献も活用していきましょう。


<卒論の書き方>

卒論作成(下書き)にあたっては、ワープロを使うことをオススメします。(必ず下書きをしてください)それは、@文章の修正や校正、つなぎ合わせるのが楽で便利なため、下書きに最適 A慣れれば書くより断然早い B字数がいつでもすぐに分かる。といった理由からです。文章は構成の初めから順番に書こうと思わず、書ける部分から書き、つなぎ合わせていく方がいいです。とにかく書こうと思ったこと、思いついたことなどを書き出していってください。何かを書き出すと、次の文章が自然に浮かんでくることが多々あり、少しずつでも進めることができます。それらを積み重ねて文章をつなぎ合わせ、全体としておかしくないか読み返し、必要に応じて修正していくといいと思います。

最後に、史学科の卒論はワープロ不可となっています。原稿用紙50枚以上を手書きするだけで、10日はかかりますので、締切日に余裕を持って書き上げるようにしましょう。また、論文とはどういうものかというのが卒論を書く前の私の大きな疑問でしたので、少しでも参考になるようにと(参考にならないかもしれませんが)、私が書いた卒論を下記URLに載せています。論文の体裁としては、とてもオーソドックスな書き方をしていると思いますので、論文とはどういうものかを実際の論文を見て参考にしたいという方は、一度ご覧下さい。
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